1.概要
スペック ASUS model P2420L
notebook PC
intel COREi3
メモリ4GB
HDD 1TB
元々Windows7でWindows10にアップグレードしたもの。
動作はとにかく遅い。
頑丈な作りだがかなり重たい。中古市場では数千円で売っている。
原因は内臓HDDとメモリにある。
Windows7の時でも遅かったので、Windows10にしたらもっと遅くなった。今回はこれを何とかしたい。
2.準備
SSD 1TBを購入。HDDのサイズ以上の物を買う。今回はHDDが1TBだったので、SSDも1TBにした。
下の画像をクリックすると、別ウインドウでAmazonに飛びます。
メモリは今ついているものと同じ型番か同等の物を買えばよい。中古でも十分だ。
HDDの内容をSSDにクローンコピーする。
ソフトはAcronis True Image 2019 ブータブルメディア
(Acronis True Image 2019のメニュでDVDだけでAcronisを起動できるようにしたメディア)
PCを起動後、SSDをUSBでつなぐ。
Acronis True Image 2019 ブータブルメディアを入れる。
「コントロールパネル」-「システムとセキュリティ」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」
左の「記憶域」の「ディスクの管理」で下の画面が出るので「OK」
「次へ」
「次へ」
「ドライブ文字またはドライブパスを割り当てない」「次へ」
「このボリュームを次の設定でフォーマットする」「次へ」
「完了」
正常にボリュームが出来たことを確認
これでSSDが認識されるようになった。
3.SDDのクローン作成手順
次にBIOSの設定を変えてDVDから起動できるようにするために、DVDとSSDを入れたまま。
Windows7の場合は一旦電源を切りF2を押したまま電源を入れる。
Windows10の場合は電源を入れた状態でF2を押したまま再起動をする。
下の画面のようなBIOSが立ち上がった。
BIOS起動後 「Boot」タブで、Launch CSMをEnabledにする。
Lanch PXE OpROM をDisabled→Enabledにする。
この辺はBOISのバージョンによってメニューが異なる。
別のPCだと、
Boot Option #1 Windows Boot Mangader・・・
Boot Option #2 UEFI:HL-DT-ST DVDRAM GUE1N
となっているので、この場合は起動順の#1と#2をひっくり返せばいい。
1でEnter、「UEFI:HL-DT-ST DVDRAM GUE1N」を選ぶ。
これで#1と#2がひっくり返る。
「Security」タブで
「Secure Boot menu」を選択してEnter
Security Boot Controlが Disabledになっていることを確認。なっていなければEnterして変える。
F10でSaveをYesする。
抜けるとしばらくしてDVDから起動しますかと英語で聞かれるのでEnterキーを押す。
僅かな時間しかでないので、注意してみる必要がある。
失敗して普通に起動してしまったら、
パソコンを一旦起動しOSを立ち上げてからシャットダウンし、ESCを押しながら電源をONする。
すると再び上の画面のDVDから起動しますかと英語で聞かれるのでEnterキーを押す。
起動するまで時間がかかるが、Acronisが立ち上がる。
ツールとユーティリティ
ディスクのクローン作成を選択すると下のような画面になる。
自動のまま「次へ」
ソースディスクを選択し
ターゲットディスクを選択して次へで画面の指示に従って進んでいく。
急いで操作すると下のような画面が出てしまうので、ゆっくり操作する。
下のような画面が出たら、OKし、少し経ってから再度トライする。
確認して実行を押す。
しばらく待つ。
数時間かかることもあるが、終わるまで待つ。
終わったら、下の画面になるので×で画面を閉じる。
×で閉じていくと、黒いDOSVプロンプトのような画面になるので、DVDを抜きSSDを外し
「exit」で抜ける。
起動しようとするが、電源ボタンで停止させる。
4.HDDとSSDの交換
HDDとSSDを交換する作業を行う。電源ケーブルも抜く。
ねじを外す。バッテリーを外したところにも2か所あり合計で10か所ある。
爪をひっかけて何とか頑張って開ける。
線で繋がっているので注意。
HDDは2個のねじで止まっている。ネジを外しHDDを右にスライドして取り出す。
HDDの左側には左側にはメモリがある。後で取り付ける。
4つのねじを外し
銀紙を丁寧に外す
SSDに銀紙をつけて
同じように4つのねじで止めて
PCに2つのねじで固定する。
下の写真は上が取り外したHDDで下がSSDをねじ止めしたもの。
2個のネジで本体に取りつける。ついでにメモリも取り付ける。
ネジをはめて、電源コードを挿し、これで起動することを確認する。
メモリを調べたら何と12GBもあった。元々8GBもあったようだ。ちょっとオーバースペックになってしまったので、まあいいだろう。
これで見違えるように高速化された。