今は大学受験真っ只中である。共通テストも終わり、私大の入試も順次行われ、少しずつ結果が出始めている頃だろう。
共通一次試験のころは、自己採点した後、河合塾のPDSPで判定を見て志望校を決めていた。昔は結構大雑把で、成績の悪い人も偏差値の高い大学を受けていた。そのため共通一次の結果が悪くても意外と受かることが多かった。

しかし、今は共通テストリサーチやデータネットなどで細かく分析され、バイザイシステムで自分が受かる可能性のある大学が全国にどの位あるのかが一発でわかる。またkei-netでは志望大学の倍率が日々更新されるので、その倍率を見ながら志望校を決めることができる。
そのため、共通テストが終わった時点で、ある程度受けることの出来る大学が決まってしまうのである。

大学を自慢できるのは、東大、京大、早稲田、慶応、医学部ぐらいである。地方なら旧帝国大学でも自慢できるかもしれない。共通テストで失敗した人は来年再度受けた場合、大体平均で100点ぐらいしかアップしない。共通一次やセンターの時もそのぐらいだったからである。人によっては浪人して遊んでしまい、点数が下がってしまう場合もある。逆に伸びしろのある人は200点ぐらいアップする人もいる。その辺を考えたうえで今の点数で合格できるところに行くか、1年浪人して100点アップした場合に行ける大学を目指したほうがいいのかテンビンにかけることになる。人間18歳、19歳、20歳が能力のピークなので、浪人は2年が限界だ。
 ある程度の大学に合格したら、仮面浪人する手もある。大学に通いながらよりよい大学に行くために受験勉強をすることになる。

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