教育というものは、理解している人が一気に付きっ切りで集中して教えれば、本当に短時間で済むものである。英会話教室にせよ水泳教室にしろ、ダラダラと、授業料を払わせるため、時間がかかるようにプログラムされている。世の中本当に無駄が多い。
教育というものがどれだけ重要かということは富裕層の人たち(指導者層・経営層・資産家層)はよく理解している。(下の図は各層のヒエラルキーを表したもの)
現在のひょうたん型ヒエラルキー↑
地域や学校にもよるが、今の小学校は「学校は集団活動を学ぶ所で、勉強は家庭(塾)でやってくれ」というような感じである。富裕層の子供は一般には私立中学を受験する。小学校や幼稚園から付属を受験することもある。私立中学の場合は4年生位からいわゆるお受験に対応する塾に入って勉強をすることになる。
一般の人はなぜ小学校から正月返上で泊り込みで勉強させるのか、子供がかわいそうじゃないか。と言う親がいる。だが教育を受けさせてもらえない子供の方がよっぽどかわいそうなのである。わかりやすい漫画を紹介する。わが子にターボエンジンをつけるというのが中学受験なのである。
お受験の星 今谷鉄柱↓
他にも、中学受験とは無縁の人にも読んでもらいたい本を紹介する。
特に中学受験とは縁のないサラリーマン層や貧困層に、読んでもらいたい本やDVDを紹介しよう。
「反貧困」の勉強法 受験勉強は人生の基礎学力 和田秀樹↓
・無競争入試で「バカ化」が進む日本人
・「学校秀才」と「受験秀才」
・競争を知らない子どもたち
・受験にまつわる常識のウソ
・受験勉強は「人生の基礎学力」を磨く
・失敗してもリベンジできる学力の身につけ方
最近は企業もエスカレーターや推薦で入った学生は使えないということに気づき始めている。
「受験のシンデレラ」貧しくて高校を中退した少女が東大に合格するという奇跡を起こす。川口春奈と小泉孝太郎が出演
川口春奈はNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の帰蝶役でも活躍している。こんなところにも出ていたのかという感じで当時から芽が出ていた。
同じ原作で「受験のシンデレラ」寺島咲、豊原功補が出演の作品もある。
こちらはモナコ国際映画祭で作品賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞の4冠に輝いている。自分はこの作品の方が貧乏から這い上がる感じがして好きだ。
ついでに「ビリギャル」も紹介しよう。偏差値30の金髪ギャルが慶応大学に合格する。現実は中高一貫校の進学校の女子高で実際にあった話だが、偏差値30というのは進学校での30なので、実際にはもっと高いはずである。
東京では中高一貫校の受験率が3割にも達している。
これは学歴の高い人がリッチな生活をしているのを目の当たりにしているからである。
しかし、地方ではそうした現実に触れるチャンスが限られていて、気づかないままに結果的に手遅れになってしまう。
日本は格差社会を容認している社会なので貧乏から這い上がるにはとにかく勉強するしかないのである。