以前からエレクトーン系のYouTuberとして829aska見ていた。スターウォーズや宇宙戦艦ヤマトが本物を超えるぐらいの再現性で演奏していて有名だが、最近はピアノ系のYouTuberも見るようになった。特に去年の末からハラミちゃんというYouTuberが急上昇しており、以前から有名だったストリートピアノ系のよみぃというYouTuberとコラボしたりして出ている。YouTubeのような自分を表現できるような場所が無料で提供されているので、誰でも実力さえあれば活躍することができるいい時代になったものだ。

昭和の時代、ピアノはサラリーマン世帯でも多くの家に置いてあった。自分の家も貧しかったが、ピアノだけは置いてあった。親の夢で無理やりローンを組んで買ったようである。親は弾けないので子供に習わせようとしたが、自分はバイエルで挫折、兄弟もソナチネまではやったが、中学で辞めてしまった。そのため、兄弟は無茶苦茶練習すれば何とか弾けるレベルだが、自分は何も弾けない。

ピアノは早くから始めないと難しく、自分が始めたのは結構遅かったので練習しても、もう無理であった。そのため早く辞めて正解である。子供にピアノを習わせるには3歳か4歳、遅くても5歳までに始めなければならない。普通のピアノ教室ではなく、3歳か4歳に絶対音感を養う専門的な訓練で身に着けられる教室に行った方がよい。絶対音感は生まれつき備わった人もいるが、大抵はその年代に訓練をすることで、身に着けている。

絶対音感~その習得のすべて 

絶対音感を持っていると、耳コピができるようになる。聞いたことがない曲でも数回聞くだけで、楽譜が書けるようになるのである。曲じゃなくても全ての音を音符にできるのである。(もちろん音階の周波数に無い音まで人によっては区別することができる)この能力と言うのは、後から身につくものではないので、絶対音感を持った人は一定数以上には増えない。その能力を持つということは非常に価値のあるものである。

昔はピアノを習っても、幼稚園や保育園の先生か、音楽の先生か、ピアノ教室をやるかしかない印象があった。本格的にピアニストを目指そうとすると、実力の世界なので、能力さえあればなれるはずなのだが、オーケストラやコンサートホールでピアノを弾こうとすると、ピアノの能力以外にも容姿や性別、年齢、出身音楽大学や、コネ、師匠、身内が音楽系であったりとか、色々あるだろうから、プロのピアニストともなると、実力よりもそういった外部の力が必要になってくるので、その独特の世界の中で、競争していかなければならない。そのため、成功するのは一握りで、一般的には収入は不安定で、別の仕事を掛け持ちするケースが多い。これは他の楽器でも同じだろう。

YAMAHA ヤマハ / CVP-809PE

それでもピアノが好きで、少しでも有利な仕事に就くために音楽大学に進む人は多い。有名なのは東京芸術大学、桐朋学園大学、東京音楽大学などである。東京芸術大学は国立になるので、授業料は一般の国立と同じで安い。そのため、競争率は高い。私立になると普通の文系の倍以上医療系よりも高いので、ある程度裕福な家庭でないと行くことはできない。

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