副業環境は益々厳しくなっている。例えば一般の人が最近よくやっている楽天せどりや電脳せどり、店舗せどり、メルカリ仕入れ、Amazon刈り取りなどはインターネットに多くの情報が流れ、みんなが真似をし、ものすごい状態になっている。ドンキやコストコなど行くと必ずセドラーを見かけるし、Amazonなど見るとセドラーがかなり出品しているのがわかる。お得商品は一瞬で売り切れてしまう。真剣にやれば月に数万円位は稼げるかもしれないが、10万とか20万円稼ごうとすると、物凄い労力が必要で、普通に働いた方が楽じゃないかとも思ってしまう。自分が物販をやっていた時は今から20年位前で、殆どネット販売をしている人はいなかったので毎月楽に利益を150万円位出していた。

今のせどり物販界隈は混雑した潮干狩り状態のようで、皆が取った後の貝を砂をかき分けて探すような感じになっている。取りつくされたマツタケ狩りのようでもある。昔は儲かるときは何をやっても儲かっていて、その儲かる期間も割と長かったが、今は情報があふれており、せどりと言えばせどりに人が群がり、PGAといえばPGAに人が群がり、あっという間にバブルになってはじけてしまう。

本当に楽にたくさん儲けることは以前に比べ難しくなった。そもそも儲かる情報をわざわざネットやYoutubeで流すわけがない。既に儲からなくなっているから情報を流しているわけで、情報を流している本人はアクセス数や視聴者を増やして、アフィリやアドセンスで稼ぎ、挙句の果てはセミナーやコミュニティーで儲けているのが現状である。

大変な思いをして儲けても、何か一気に儲かるものを自ら探し求めて実行した方が効率がよい。デイトレードも儲かっていたのは2000年代にネットで株が売買できるようになったころに始めた人たちで、新聞やラジオ短波で株価を調べて電話で注文している時代にネットでリアルタイムに売買していたから、簡単に儲かっていたのである。仮想通貨にしても2013年や2014年位に持っていた人が一気に億り人になっていたのである。

結局優良な情報をいかに早くつかむかと独自の観点で儲ける仕組みを考えるかが重要なのである。変なセミナーやコミュニティーに入っても優良な情報を持っているのは一部で、その情報を得るにもギブアンドテイクの考え方が必要であり、自分にもそれなりの情報を持っていなくてはいけない。自分の持っている情報と相手からの情報を合わせて情報が倍になっていくのである。パチンコで儲けていた時も自分は三洋のパニックの情報を持っているが相手は平和のブラボーの情報を持っている、さらにもう一人は大一のスーパーセブンの情報を持っていてそれらの情報を交換し合い攻略台を増やして儲けていくのである。だから最初は自ら何らかの有力な情報を手に入れるか開発していく必要があるのである。

誰にも情報を流さないで自分だけ儲けようとするなら、自分で独自にビジネスを考えたり、開発したり、分析したり、シミュレーションしたりする能力が必要で、かなりの努力と時間が必要になる。ただ、それが成功した時はブルーオーシャンとなるのである。

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