今回のJGC回数修行は名古屋で仕事のため、名古屋空港を起点に福岡へ行き、福岡宮崎を往復して戻ってくる。
今、名古屋の人が最もコスパ良くJGC回数修行を行う方法である。
減便が無ければ最大3往復はできるが、今回80回でプレミアなので、丁度80回になるように1往復のみにした。


本来は既に先月でプレミアを達成しているはずであったが、相次ぐ減便や欠航で回数が足りなくなってしまったので、追加したものである。そのためなるべく安く修行するためこの路線にしている。

1.名古屋空港から福岡空港と福岡タワー

名古屋空港は一般的には自衛隊の小牧基地の隣にあるので小牧空港と言われているが、一般的にどこなのか分かりにくいと思われるのでここでは名古屋空港と表現している。

名古屋空港は現在FDAしか就航していないので、福岡へはFDAで行く。FDAはLCCではないので、それ程安いという事はないが、エコノミーでも昔のように飲み物やお菓子のサービスがあるのでJALやANAのようなレガシー航空会社よりもいいと言う人もいる。

この路線はJALとコードシェア便のため、JGC回数修行にもカウントされるし、サファイア以上であれば福岡でJALのさくらラウンジを利用することもできる。

小牧空港に7:21到着、FDAのためカウンターで発券してもらう必要がある。

1階の様子

つばさ亭

減便で1便遅い出発のため、時間があったので展望デッキへ

中からも見える

昨日は雨だったが今日は快晴だ

今回乗る飛行機は手前の緑の機体

さて保安検査へ

制限エリア内

8:15搭乗開始。
最初に乗るのは、小牧→福岡 8:30→9:55
ここの空港はボーディングブリッジが無いのでこのような通路を歩いて行く。

そのため間近で機体を見ることができる。

機材は ERJ175

今回は、コロナによる減便のため、いつもより一本遅い便になった。
座席は6A

いよいよ離陸

木曽三川が見える

機内サービスは、コーヒーとコモパン。

間もなく福岡空港に到着。福岡は曇り。

空港の様子。

次のフライトまで2時間40分もあるので、まずは展望デッキを見学。

朝食は博多カレー研究所へ

博多あごだしカレー

その後、10:22地下鉄へ
まだ時間があるので、福岡タワーでも行ってみようと思ったからだ。

福岡空港出発、西新まで行く。

ここにはサザエさん通りがある。
福岡タワーを目指す。

福岡市博物館の前を通る。

サザエさん通り

福岡市総合図書館を通り過ぎる。

福岡タワーを下見。時間が無くなってきたので今回は登らない。
また、10月に福岡に行く予定なのでその時登ってみよう。

福岡タワーは地下鉄西新(ニシジン)1番出口から歩いて20分かかった。
他の方法として西新7番出口から西鉄バスで10分で行けるようだ。

福岡タワー南口から西鉄バスで、西新まで戻ることができる。

路線図

時刻表

バスの中の様子。

西鉄バスは後ろ乗り前降りでそれぞれ交通系ICカードをタッチするところがあるので、今回はSuicaを使った。

途中西南学院大学の前を通る。九州では有名な大学だ。

11:35までに福岡空港に戻る。

カードラウンジのラウンジTIME/サウスへ

奥にはデスクもあるので、スマホなどの充電をする。

今回で5回目になるのでスタンプが貯まり、特典を貰う。

特典は5回で貰ったら、10回、15回では貰えない(カードは回収される)。
予定では今年あと一回しか行かないので、今年中10回は難しいから、ここで貰うことにした。
ホールディングストラベルバッグか、ハンガーに掛けるトラベルポーチか、リクライニングシート一回利用券の3つから選択することになる。
ポーチは化粧品を入れたりするやつだろうから、選択は2択になる。
次行く時は二人なので、一人でリクライニングシートを使うわけにはいかないので、トラベルバッグを貰うことにした。

12:50、6番搭乗口まで移動する。

2.福岡から宮崎へ

搭乗する。

座席は14A

機材は、E170

福岡→宮崎 13:20→14:05
福岡を離陸する。

CAさんから声がかかる。帰りも一緒らしい。回数が多くなるとこのようにCAさんから笑顔で話しかけられるようになる。JALのCAというものは誰でもなれるものではない。
CAさんの笑顔は職業に誇りを持っている本当の笑顔がにじみ出ている。

機内では多少時間があるので、機内誌SKYWARDを見たりしているが、JALもコロナ対策でデジタル証明書の取り組みをしているようだ。

コモンパス・・・スイスのコモンズプロジェクトが実用化を推進している。医療機関からの検査結果証明書を表示
IATA(国際航空運送協会)トラベルパス・・・東京ホノルル、東京シンガポールで実証実験
VeriFLY・・・生体認証技術を提供する米国Daon社が開発。陰性証明書、入国に必要な準備
書類なども管理できる。東京アメリカ線で実証実験を実施。

今後は海外を含めたワクチン接種証明書への対応や、一部の国では入国検疫などでも利用出来るようになる予定。

今後、海外に行く場合は渡航先の最新入国要件を知ったり、検査結果を保有し渡航が可能であることを表示するようになる。チェックイン時や到着国の入国時にスマホに渡航可能と表示された画面を提示できるようになるなるだろう。今後海外旅行にはスマホは必須になり、国境を超えたボーダレスWiFiが必要な時代になるのは必須だ。

宮崎空港に到着。

3.宮崎から福岡へ

今日は滞在時間が30分しか無いので、乗り継ぎにする。ボーディングブリッジを渡ると、出口へ行く途中に搭乗口のカウンターがあるので、そこで福岡へ乗り継ぎの旨を伝えれば、手続きをしてくれるので、外に出なくても済む。福岡から来たのに福岡へ乗り継ぎと言うのも変だが、ここではそれが当たり前になっているので、スムーズに手続きをしてくれる。

制限エリア内では実質10分程度で搭乗が始まるので、売店で宮崎限定ガンジスカレー(小)を食べる

戻りの飛行機は宮崎→福岡 14:35→15:25

宮崎を飛び立つ

宮崎空港は海沿いにあるので、北に離陸するときは最初海が見える。

福岡着陸前。街中に空港があるので、地上すれすれを飛んでいく。

4.福岡空港国際線と太宰府天満宮へ

名古屋に戻ればプレミアの80回を達成するので、今回福岡宮崎は1往復のみ。
最後乗り継ぎに4時間40分もあるので、学問の神様太宰府天満宮に行くことにした。

福岡空港から太宰府天満宮に行くには2つの方法がある。
一つは地下鉄で天神まで行き、そこから約8分歩いて西鉄福岡まで行き、西鉄二日市乗り換えで太宰府駅へ行くパターンと、福岡空港国際線へ国内線北15番南1番のりばからシャトルバスで行き2番乗り場太宰府行き高速バスに乗るかどちらかになる。
今回はバスで行くパターンにする。シャトルバスは無料だし、高速バスは510円で行けるからだ。バスは交通系ICカードも使える。

国際線連絡バス乗り場

シャトルバス

国際線についたら2番のりばで太宰府行に乗る

高速から見る国際線

太宰府に到着し、太宰府天満宮に向かう

そこそこ人はいる

心字池、太鼓橋

太鼓橋から見る

涼を感じる風鈴かざり

御本殿でお参り

おみくじが結ばれている

倍の値段がするが水に濡らすと運勢がわかる
水みくじ

帰路に向かう

太宰府駅も凝っている

駅構内も独特の作りだ

帰りも行きと同じバスで戻る。博多駅まで行く人も乗っているようだ。

福岡空港国際線に到着少し時間があったので空港内見学
やはり人は殆どいない。

それもそのはず全て欠航だ。いつになったらコロナは終わるのか。

国内線と違い殆ど人がいない。

国内線へはシャトルバスで向かう

帰りの名古屋までのFDAチケット発券し、その際サクララウンジに利用する旨を伝え、搭乗券にJGCと書いてもらう。前はかすれたハンコウだったが、今回は手書きだ。
この情報がラウンジに行き、ラウンジでリストの紙に出るようである。

夜になったので夕食 黄金色の豚で金星佐賀豚ロースを頂く。

夜の福岡空港展望デッキ

その後お土産屋に寄り、さくらラウンジへ
さくらラウンジからの夜景

5.福岡空港から名古屋空港へ

帰りの飛行機もFDA
機材はERJ170

今回のおみやげは今まで何回も福岡に行ったので、結局王道の 博多通りもん、梅が枝餅
そして今回博多の女(ひと)の二鶴堂で 博多バームスティックを購入した。

福岡→小牧 20:05→21:25

これで丁度80回ようやくJGCプレミアに達成する。
ダイヤモンドは120回搭乗が必要になるが、回数修行では現実的ではないので、ここで終了とする。

2日後スマホの画面もプレミアに更新されたことを確認した。

いつの間にか約50,000マイルも貯まっていた。

JGCプレミア回数修行を終わってみての感想だが、この約9ヵ月間色々なことがあった。
こんな短期間に80回も飛行機に乗ることは一生ないだろう。ステイタスを取れば回数修行は必要無くなるからだ。
ほぼ土日だけの修行で北海道から沖縄まで全国を回り、飛行機に乗るだけではなく、宿泊や観光も入れたので、様々な経験ができた。いきなり1月の寒波から始まりさらに今年は緊急事態宣言やまん防などで減便や欠航が相次ぎ、コロナ前とは全く違う環境での修行のため、本当に出来るのだろうかと最初思ったが、逆に人が少ないので、飛行機も周りに人が来ることも殆ど無く快適に修行が出来たと言うのが
感想だ。
人となるべく接触することなく、飲食時や公共交通機関での会話を避け、アルコールやマスク等細心の注意を払いさえすれば、コロナに感染することはほぼないだろう。
回数修行僧と思われる人は変わった乗り継ぎや雰囲気から大体わかるようになるので、結構な数の人が見受けられた。特に福岡宮崎や伊丹但馬、新千歳女満別、丘珠を起点とした函館、釧路、三沢、函館奥尻、ホッピングツアー、奄美起点の離島、沖縄起点の離島等様々な経路があるが、80回も乗るとかなりの路線を経験でき色々な種類の飛行機にも乗れる。
是非ともJGC修行をするなら回数修行をお勧めする。欠航で想定外の電車やバスでの移動も経験したが、一生乗らないような電車に乗ることになったり、それはそれで楽しいものである。
回数修行は同じところを行ったり来たりすれば安く上がるが、それでは面白くない。
費用を抑えつつ日本全国を飛び回ったほうが色々な経験が出来面白いのではないだろうか。

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