コロナの影響で多くの会社がリストラを実施しており、早期退職者募集、希望退職者募集など、上場企業では前年の2倍にも上る。20代、30代なら退職しても、割と直ぐに別の会社が見つかるので、勤めている会社がブラック企業だったり、自分のやりたくない仕事だったら、転職も悪くはないだろう。

しかし、40代になったら、話は別だ。自分は各年代で何回も転職をしているのでわかるが、30代と40代では転職の難易度が全く違う。30代でも37歳位までなら何とかなるが、後半になればなるほど厳しくなっていく。これは結婚と同じだ。女性の場合20代なら同世代と付き合うのは割と簡単だが、30代になると後半になればなる程、男性も寄って来なくなるので、出会いの数も減ってくる。それから結婚相談所や婚活サイト等にあわてて登録しても、寄ってくる男性は高齢者ばかりで、女性の年齢をNとすると、寄ってくる男性はN×1.25~1.3位になる感じである。男性は40歳になっても50歳になっても60歳になっても20代から30代前半の女性と付き合いたいのである。会社も世の男性と同じだ。

話が逸れてしまったが、自分が40代、50代であれば、自分が定年までその会社に居れるのかを意識しなければならない。今辞めるのがいいのか、5年後に辞めさせられるのか10年後に辞めさせられるのか、大体わかるだろう。40代、50代になると、よっぽど何かを持っていないと転職は厳しくなる。何を持っていればいいのかというと、前にも書いたが「あなたは何ができますか?この会社に入って何をしてくれますか?」ということである。

もしも、自分が大した経験を持っていないとか、転職の武器を何ももっていないのであれば、出来るだけ死に物狂いで今の会社に粘り、辞めない方がいい。粘っている間に次のステップへの時間稼ぎをするのである。40代になっても50代になっても、自分がやりたい仕事に未経験で行く方法もある。これについては邪道ではあるが前にも書いた。

他にも色々な裏技があり、ここには書けない内容も多いのだが、まあ何とかなるものである。

今の会社で粘って残っている間に全力で、次の仕事への準備をする。できれば40代、50代であれば、サラリーマンとして人に雇われるよりも、自分で何か事業を起こす準備をしたほうがいいだろう。

副業のカテゴリーにもあるが、もし会社を辞めても今と同じ収益が得られるように、サラリーマン時代から何らかの形で稼げれば、いつ辞めてもいいので怖いものは何もなくなる。

おすすめの記事