大企業の人は何が何でも会社にしがみついた方がいい。しかしどうしても脱落せざるを得なくなった人は転職活動をするしかない。しかし、それは茨の道の始まりである。

転職がスムーズに行くのは35歳までで遅くとも39歳が限界だ。40歳を超えると途端に転職は難しくなる。

自分は37歳で会社が潰れ、その後転職を繰り返すことになるが、45歳を超えると本当に不毛の大地をさまよい歩くことになる。40代になると、何も手に職を持っていないと、清掃、警備、ビル管理、等の仕事しか無くなる。

もちろん手に職を持っていたとしても大きな会社で勤めるのは厳しくなる。大企業に勤めた人は総合職の人が多いので、意外と中小企業では役に立たない。何か技術を持っているわけではないし、外注に振るだけの中間業者のような仕事をしている人が多いので、結構何も出来ないのである。

自分はシステムエンジニアの仕事を探していたが、IT業界は30歳を過ぎたらもう仕事は殆ど無いので、他の業界にも手を出さざるを得ない。そのため、他に出来るものは何かを考え、高齢者になっても仕事にありつけるように、ボイラーと危険物と電気工事の資格を取った。この3点セットを持っていれば最悪20万円程度の仕事であればありつける。一応実務経験もあったほうがいいと考え、1年だけビル管理の仕事をしたこともある。

難易度は、ボイラー2種 < 危険物乙4種 < 第二種電気工事士 である。

■ボイラー2級

受験資格(二級ボイラー技士) (exam.or.jp)

■危険物乙4種

危険物取扱者について|一般財団法人消防試験研究センター (shoubo-shiken.or.jp)

■第二種電気工事士

一般財団法人 電気技術者試験センター (shiken.or.jp)

いずれもテキストと問題集を購入し、危険物は独学でできるが、ボイラーは講習、電気工事士は実技があるので、自宅で練習ができるように道具や材料を購入する必要がある。自宅の簡単な電気配線とか出来るようになるので、資格を取って損はない。

 

 

 

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