新型コロナウイルス蔓延により、フィットネスに行けないので、トレッドミルとライザップスタイルで体力が落ちないようにしている。
しかし、トレッドミルは20分間もベルトコンベヤーの上を歩き続けないといけないし、ライザップスタイルも筋トレなので面白くはない。
リングフィットやBeatSaverも所詮ゲームなので何かが身につくわけではない。何とか楽しみながら、体を動かせて、価値が生めそうなものはないだろうかと考えた結果、意外と楽器がいいのではないかと考えた。
まず楽器で思いつくものはピアノだが、弾けるようになるまで結構苦痛であるし物凄く時間がかかる。それに殆ど指しか使わないので運動にはならない。
エレクトーンは下のリンク先にあるように、本物そっくりの音が出せるし、足も使うので運動になると考えたが、やはり鍵盤を使うものは習得に時間がかかる。
エレクトーン 宇宙戦艦ヤマト(Youtubeより)
エレクトーン スター・ウォーズ(Youtubeより)
(写真:楽天より)
そこで体を動かして楽しめる楽器はドラムが一番いいのではないかと思い、やってみることにした。
まず、道具を揃える必要がある。
ドラムセットと言うと、普通は下の写真のようなものを想像するだろう。
結構高そうに見えるが今では7万円前後で揃ってしまう。
(Amazon)
ドラムセットTAMA IE58H6HC-HBK(楽天を見る)
しかし、打楽器というのは騒音の問題がある。建物が密集しているし、人間も昔のように寛容ではないので、音を出すのは殆ど不可能に近い。スタジオや、カラオケ店で楽器が弾けるところもあるが、このご時世なので利用することはできない。
スタジオの検索
Webで予約できるスタジオ
それなら、ピアノには音を出さないようにもできる電子ピアノがあるように
(Amazon)
電子ピアノ グラビノーバ CVP-809(楽天)
電子ドラムというものがある。
Roland TD-17KVX-S フルオプションセット 【HHスタンド/ペダル・マット・イス・スティック・ヘッドホン付き】(Amazon)
電子ドラム ローランド Roland TD-17KVX-Sフルセット(楽天)
電子ドラムなら音を変えたい時スネアやタム(太鼓の部分の名前)など交換しなくても自由に調整ができる。
下のリンク先のようにチューニングすれば本物と近い音が出せる。
松田聖子 青い珊瑚礁(YouTube)ゴダイゴ 銀河鉄道999(劇場版)(YouTube)
そういえば、話はそれるがリズムマシンのことを昔はドンカマと言っていた。太鼓の達人で出るドンカマ2000の語源だろう。
これはアナログで動作していたが、最近ではデジタル化により、様々なものに組み込まれている。エレクトーンのバックに流れているメロディも似たようなものだろう。ドンカマを作った会社はKORGという電子楽器で有名な会社になっており、下のようなリズムマシンを販売しているようだ。
KORGのKR-55Pro楽天
Amazon
話は戻って、電子ドラムだが、
音についてはどうしてもバチで叩くので、カンカンと家を建てる時の金づちのような音がする。
特にペダルの踏み込み音については足の振動音がする。
場所によっては近所迷惑になるので、厳重な防音対策をしないといけないだろう。
自分の場合どうせすぐに飽きるので、お金はかけたくない。
そういえば研究室に業務用のVRがあるので、それで出来ないか調べてみると、結構色々なVR用のドラムセットがあることが分かった。
とりあえず、使っているVRは HTC の VIVE Pro なのでそれで動作するものを探すと、「Drum Kit VR」というソフトがあった。
Drum Kit VR の画面
VRのヘッドセットは既に2年前に購入してあるので不要だが、もし新しく購入しようとすると、以下の直販サイトで販売している。楽天、Amazonなどでも販売しているが、ポイントやプレミアムかどうか等を考慮して購入することになろう。
VIVEpro
「Drum Kit VR」はSteamというVRのコンテンツを最も多く扱っているサイトでカードやPayPalで購入することができる。
値段は498円であった。ソフトはSteamでダウンロードし、インストールするだけだ。
実際にやってみると、
当然VRのため、叩いた時の反動が無いのとペダルが無いため、実際と異なるのは仕方ないが、目の前にドラムが存在しているし、やっているような感覚はある。
色々調整はできるのだろうが、なんせ英語版なので、音の調整とか配置とかができるのか不明であった。
他にも色々がソフトが出ているので、色々試して見たいと思う。
ペダルの操作は、コントローラーのレバーを引っ張ることにより、バスドラム(下にある低い音を出す大きい太鼓)を鳴らしたり、ハイハット(シンバルを2つ合わせたもの)を上下に動かすことができる。
そのため立ちながらでも演奏できる。
実際にこれを練習に使おうとすると変な癖がつきそうなので、難しいと思うが、遊びでやるなら問題はない。
結構バチ(コントローラー)を色々な方向に動かし、立ってやれば体も動かすので、結構体力を使い、良い運動になる。
VIVE Pro は歩き回ることもできるし、コントローラーも増やせるVRなので、恐らく足にもコントローラーを付けたり、コントローラーをバチのような形にして、打撃感が伝わるような仕組みに改造すれば、本当に演奏しているかのような、バーチャルな楽器を開発することも技術的には可能だろう。いずれ、リアルなあらゆる楽器演奏も、バーチャルで本当に演奏しているような感覚で、実現することは可能であることを確信した。
他にもっといいソフトがあるかもしれないので、色々調査してみたい。