公立小学校のクラスのメンバーというのは社会の縮図だ。
一部富裕層は私立の小学校に行くのでその部分は抜けているが、大部分は公立小学校に行くので、そこのメンバーがそのまま大人になり今の社会を築いている。

小学校のひとクラスのメンバー数は自分の時は大体40人位。そのうち2人位が富裕層で私立中学を目指すお受験組である。運動がやたら得意なのが2人位いて、ピアノや絵など何か特技を持っている人が2人位いる。特定の科目だけ成績がいいのが2人位、小学生なのに色気づいている人が2人位、どうしようもない悪が2人位、本当に家が貧乏な人が2人、学校にあまり来ない人が2人、転校生が2人、ゲームセンターや駄菓子屋に入り浸るのが2人、体が弱いあるいは何らかの障害を持っている人が2人位。そんな感じであった。
今は時代が違うし、住んでいる場所によって違うし、外国人も沢山入っているのだが、昭和の時代は大体どこでもそんな感じであった。
その人たちがそのまま大人になっているので、「緊急事態宣言」とかなってもそれを守る人なんて、全体の半分もいないのではないだろうか?


もっと大人に近い年齢が集まる場所として、自動車教習所を考えてみる。ここも免許を取らない人や貧乏な人、女性の割合が減るので正確な社会の縮図では無いが、殆どの人が自動車教習所に通うので20歳前後の社会の縮図に近い。そして富裕層も含まれる。ここでも頭の良さそうなのが10%位、どんくさいのが10%位、女性のケツばっかり追いかけているのが10%位、ヤンキーが10%位、年齢の高い人が10%位であった。全体的には公立小学校のメンバーに比べると、上から下までの幅が広がった感じである。やはりその中でも「緊急事態宣言」を守るような人は、やはり半分もいないのではないだろうか。

小学校の話に戻るが、厳しい先生のクラスはまとまりがあってトラブルも少ない。しかし児童は固まっていて活気はない。逆に緩い先生のクラスは乱れており、いじめが横行し、悪い奴らがのさばっている。自由に好き放題やっている児童は楽しそうだが、いじめられている児童は誰も助けてくれないので悲惨である。
国の政府もそうだ。中国のような国は上から押さえつけているので国民に自由は無いが、上がしっかりしていれば判断は早いので最速で経済は良くなっていく可能性はある。逆にアメリカのような自由な国は自由競争で最速で経済は発展していくが、悪い層も自由なのでそれが足を引っ張っている可能性がある。

「緊急事態宣言」も全く効果が無い。デルタ株は1.9mで空気感染するので、そんな甘い政策では無理だ。国民の半分以上は言う事を聞かないので、国民全員PCR検査をして陽性者は感染者用の施設に強制的に送り、マスクをしない人や、人との距離を1.9m以上空けない人には10万円以上の罰金とかにでもしないと難しいのではないだろうか。

おすすめの記事