サラリーマンとして勤務している会社は、先月までは一時帰休とか、週休4日とか今までありえないような状態だったが、ようやく普通に戻りつつある。しかし売り上げはまだまだだ。
帰休扱いの日は給料が3割程度カットされてしまう。そのため給料が激減である。
帰休の時は会社は殆どの業務をストップしているが、情報システムに休みは無い。
テレワークやらWeb会議やら、対応が大変だからだ。
また帰休の時に業務が停止するので、普段やれないシステムの移行やメンテナンスをやらなければならない。
テレワークもできる業界とできない業界がある。製造業や建設業、医療現場などはテレワークのやりようがない。やったとしても営業など一部の人だけだ。

Web会議は大手はMicrosoft365(旧Office365)を使っているので、Teamsを使っていることが多い印象だ。中小零細はZoomが多い。Zoomは無料版の場合3人以上だと40分という時間制限があるので、長時間必要な時はSkypeを代用させたりしている。協力会社(いわゆる下請け企業)は元請けや発注元の言いなりにするしかないので、TeamsやらZoomやらSkypeやらGoogle meet(旧Hangouts meet)やらWebexやら色々なソフトを無料の範囲で対応しなければならない。

自分の自宅兼研究室にも学生がいるが、大学の授業はコロナの影響でZoomで授業をしている。色々使ってみると貸し会議室として使えるZoomが一番使いやすい。ホワイトボードやら録画の機能もあり、しかも40分以内なら無料でそれらの機能も使えるからだ。しかもソフトが軽くインストールも裏側で行われ気が付かないくらいだ。

IT企業などは業務まで効率化するためにSlackやらChatWorkなどを使っている。LINEworkを使っているところはまだ身近ではない。テレワークではCitrixなどデスクトップの仮想化やリモートデスクトップのソフト等があるが、小規模ならTeamViewerでもいいような気がする。海外の拠点のヘルプデスクで使っているが、Windowsのリモートデスクトップのような感じで問題なく使っている。セキュリティも考え有料版でも1台あたり月2000円位でやれないこともない。ただ注意しなければならないのは、一度再起動するともう一度新しいパスワードを入力しなければならないので、会社に誰かいなければならなくなる。まあ別のツールを使えば会社に誰もいなくても可能なのだが。例えばChromeのリモートデスクトップ常に電源のついているパソコンに入り、そこからWOLで電源を立ち上げ、TeamViewerを立ち上げ、ID、パスワードを確認して、自宅のパソコンからTeamViewrで入る。それならChromeのリモートデスクトップでもいいじゃないかと思うがそれだと画面が見にくいのである。

文書はGoogleドライブを使って、ファイルを置いて共有しておけば、会議の参加者がそれぞれ、ファイルの編集をすることができるし、使いこなせば、たいしてお金をかけなくてもテレワークが出来てしまうのである。

おすすめの記事