古くて破棄しようとしたWindows7等のパソコンをChomeBookのようにChromeOSを入れて使いたい。
Googleのオープンソース作られたCloudReadyをインストールしてみた。これでChromeBook化できる。
GooglePlayなどは使えないが、インターネットやメールぐらいしか使わない人は基本的な機能はあるので、十分だ。
しかもHomeエディションは無料で使うことができる。
最後にマイクロソフトのOfficeOnlineも無料で使ってみた。

1.準備するもの

USBメモリ8GB以上が必要だが、32GBでも殆ど値段が変わらないので、32GBを使用1000円位

BUFFALO USBメモリ 32GB

今回使ったパソコン今は亡き SONY製 VAIO SVP132A1CN 電源を入れると Operation System が無いエラーが出る。
リカバリーすればWindows8.1として使うことは可能だが。
同じ似たようなVAIO製 VJP131B01NはChromeBookをディスクに入れられなかった。何か相性があるようだ。

2.インストール用USBメモリの作成

インストール用USBメモリの作成
Neverware社のサイトに接続

https://www.neverware.com/freedownload

中段ぐらいにインストール用のUSBを作る下のようなボタンがあるので、クリック。

「cloudready-usb-maker.exe」というツールがダウンロードできる。
別にどこにダウンロードしてもいい。

PCにUSBメモリを挿して、
「cloudready-usb-maker.exe」をダブルクリックして実行する。
「64-bit(recommended)」を選択
「Next」をクリック

PCにあらかじめ挿している「BUFFALO」のUSBメモリが表示される。
選択されていることを確認して、「Next」をクリック

完成するまでに、約20分かかるが、そのまま待つ。
以上で、インストール用USBメモリが完成する。

3.CloudReady をインストール

作成したインストール用USBメモリから CloudReadyをインストールします。
USBメモリをWindowsPCに挿しこんで電源ON

SONYの場合は「F3」か「F4」を押しながら電源を入れると、UEFI-BIOS画面を開く。
(メーカー機種によって違う。電源入れてから「F2」キーを1秒おきに押すものもあるし、
「F11」か「F12」か「DEL」キーを1秒おきに押すものもある。Assistボタンで起動するものもある)
メーカーのサイトで該当する機種のBIOS画面の開き方を見たほうがよい。
BIOSの画面でのポイントは、LegacyになっていたらUEFIにする。
起動順位をUSBドライブを1番になるように変更して「Save」して「Exit」
これでUSBメモリから起動できるようになる。

USBメモリからCloudReadyが起動するので、
言語を「English」から「日本語」に変更
Wi-fi無線LANのSSIDが表示されるので選択して場合によってはパスワードを入れて「次へ」
匿名データ収集の画面が表示される。データ送信を拒否する場合は
チェックを外してから「CONTINUE」
Googleアカウントでログインします。
手持ちのGmailアドレスとパスワードを入れて
CloudReady が起動する。
ここまででは、USBメモリから起動しているだけなので、
これで良ければこれでいいが、一応PC本体にもインストールしたい。
できなければUSBメモリで CloudReadyを使えばよい。

4.CloudReady をPC本体の起動ディスクにインストール

USBメモリからの起動でなく、PC本体の起動ディスクにインストールする。
これをやるとディスクはフォーマットされてしまうので注意。
二度とWindowsは起動しなくなる。

右下の部分をクリックすると「install OS」が出てきます

「INSTALL CLOUDREADY」をクリック


「ERASE HARD DRIVE & INSTALL CLOUDREADY」をクリック
ハードドライブ(ハードディスクやSSD)は消えますよそしてCloudReadyをインストールしますよ)

後の流れは、最初にUSBメモリからインストールしたときと同じです。
これでPCに CloudReady がインストールできた。

先程も書いたが、ChromeOSの姉妹的なCloudReadyなので、GooglePlayからのアプリはインストールはできません。

勝手にスリープモードになるので、
Chromeの拡張機能でKeep Awakeというプラグインを使うことにより、
スリープモードを解除できる。
Chromeの右上に月のマークがあればスリープで太陽のマークで常にONになる。

5.無料の Web 版 Office Online を使う

無料でExcelやWord、PowerPointなどをOffice Online を使うことができる。
機能は限定されるが、使ってみて問題なければ、これで十分かもしれない。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web

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