1.概要

前回IT補助金するため、gBizIDを作成しようとしたが、否認され、既に他部署で取られていることが判明し、そのID、パスワードを教えてもらいようやく申請を行う所まで来た。
今回はIT補助金A型で申し込む。

「IT補助金」で検索すると、「IT導入補助金2021」の申請マイページログイン画面になる。
「GビズIDログイン」をクリックする。

アカウントID、パスワードを入力する。

「申請マイページ」が開く。

「申請者メニュー」-「交付申請情報詳細」を開く。

後は画面の指示に従って入力していくことになるが、色々調べたり、文書を考えたりしなければならないので、2時間程度の時間を要する。

2.IT補助金の申請に必要な書類や情報

あらかじめ用意しておかなければならないものは「履歴事項全部証明書」「納税証明書(その1 納税額等証明用)」それぞれ管轄の法務局と税務署でもらう。
これはあらかじめ PDF にしておく必要がある。申請の際アップデートするためだ。

あと、必要なものとして、法人番号、設立年月日、本社所在地である。
それと、会社がどんな業種かをあらかじめ知っておく必要がある。
大分類-中分類-小分類 があり選ばなければならない。
多角経営しているところなど、帝国データバンクなどで、自社のメインの業種は何なのか把握しておいた方がよい。
これは4桁のコードで指定する形になる。

次に従業員数である。これも結構細かい。
正規雇用の人数、契約社員の人数、パート・アルバイトの人数、派遣社員の人数、その他の人数海外を含めた店舗・事業所数、ホームページのURL、事業内容も必要だ。
事業内容は結構細かく書く必要がある。会社の強み、弱みも含めアピールする必要がある。
あくまで申請してお金をもらうことにより弱みを改善する必要があるので、完璧な会社ではいけない。これは250文字以内なので、240文字前後あればいいだろう。

あと、決算月、代表電話番号、代表者の氏名と役職、これは履歴事項証明書の通りである。
資本金も必要だ。

あとは申請者担当情報つまり、自分の氏名などの情報である。
役員の数も必要である。これは代表取締役は含めないで全員の氏名を書く必要がある。
これらは履歴事項証明書にかかれている。

所々選択する部分があるが、「その他」にして細かく書いた方がいいかもしれない。
書いたからと言って必ず通るものでもないが。
恐らく読む人の裁量に任されていると思われるので、あとは運である。

3.SECURITY ACTION 自己宣言

途中難しいところは、SECURITY ACTION自己宣言という所が出てくる。

これも途中リンクが出てくるので、画面に従い入力したり選択したりする。
再び会社の住所や業種等聞かれるので入れていくが、先ほどよりは単純である。
SECURITY ACTION 事務局からメールが来るので、リンクを押して手続きを完了する。
これにより、「利用者番号」「自己宣言ID」というものが発行される。

そして、それをIT補助金の申請画面で「自己宣言ID」を入力する必要がある。
先程の画面を閉じないように注意しないといけない。

申請には何度か作文しなければならないところがある。
会社の強みや弱みを入れたり、補助金をもらうことによりどういうメリットがあり、どう改善できるのかを考えておかないといけない。

あとは売り上げと営業利益を過去2年分、(本当は3年分あるといい)従業員数も過去2年分、給与総支給額などだ。今後 1.5% 程度の伸びがあるように計画を立てないといけない。
このことを社員に表明しましたかと聞かれるがこれはなかなか「はい」にはできないだろう。
コロナなどで今後どうなるかわからないので、今回「いいえ」にしてみた。

申請が終わり、再度ログインすると入力した内容がズラズラと表示される。
あとはベンダーが入力することになり、問題があれば戻ってきて修正をする必要がある。

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