1.概要

パソコンやプリンタの増設、移動などで床下に配線しなけらばならない時がある。
カーペットをめくるとプラスチックブロックがあり、その下に色々な配線が通っている。

例えば、内線用の電話線やLANケーブル、同軸ケーブル、電源ケーブルである。
セコム等警備用監視カメラの同軸ケーブルやテレビアンテナが通っていることもある。
その他にも、HUB、電話用集合端子、ローゼット、無線アクセスポイントなどで使う給電HUB等もある。

床下の配線は何とか出来るとしても、OAフロアーの場合であっても、その上に机、椅子、重たいキャビネット、様々な荷物が置いてあるので移動しなければならない。中に入っている書類を出すのも面倒だし、どうすれば簡単に移動ができるのか。

2.通常のやり方

今回これを一人で行う場合を想定する。ひとり情シスではこれらのことも一人で行わなければならないことが多い。
まず、机や棚の引き出しを外す。引き出しも重い場合は中身を取り出してから段ボールに詰め、引き出しを外す。
棚など分解できるものはできるだけ分解する。
そして、少しずつ別の場所に移動し、それからカーペットをはがしていく。
カーペットをはがす段階でへとへとになるので、もう配線などやる気が起きない。

3.机、椅子、キャビネットの移動を中身が入ったまま一人で移動する

OAフロアーの場合でも、その上に机、椅子、キャビネット、様々な荷物が置いてあるので床をめくる前にそれらの物を移動しなければならないのだが、それを簡単に移動するにはカグスベールという便利なものがある。

よく滑る床なら毛布に載せて滑らせたり、低めの台車を使うなど方法があるが、カーペットの場合は引っかかって簡単には滑らない。

以前は厚めの段ボールを敷いて滑らせていたが、カーペット重すぎて滑らなかった。
これを使うようになってカーペットの上でもかなり重い物であっても簡単に一人で移動ができるようになった。

孔あり

孔なし
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