WSUS用のサーバがパンク状態になる。

WSUS用のサーバがパンク状態になる

財務管理で使っているサーバ Windows Server 2012 のDドライブ にWSUSが入れてあった。
情報システム関係の仕事をしていないと、WSUSって何?と思われるだろうが、簡単に言うと、企業で管理しているPCのWindows Updateを配布するソフトである。
一般家庭向けのPCではインターネットからダウンロードすることでWindowsUpdateするのだが、ある程度の規模の会社になると、PCの台数が多くなるので、WindowsUpdateがどこまで行われているか、各PCごとに知る必要がある。WindowsUpdateの影響で業務用ソフトが動かなくなったり、逆にWindowsUpdateをしないことによりセキュリティ問題が発生することがあるためだ。
余裕のある会社ではベンダー丸投げで、高いお金を払ってWSUSの構築から管理までやってもらうのだが、中小零細企業ではそんな余裕はなく、ひとり情シス状態の会社が増えてきており、サーバ用のハードの購入からボリュームライセンスの契約からServerOSのインストール、WSUSの設定からActiveDirectoryのグループポリシーの設定まで、全て一人で行わなければならない。お金の余裕もないので、複数のサーバを1台のハードで動かしたり、仮想化して、複数の物理サーバを1台にまとめたりして何とかやりくりしている状態である。
1ヵ月位前はそろそろ容量がオーバーしそうなので、何とかサーバを購入したい旨、会社にお伺いしなければならないところだったが、コロナの影響で、サーバを購入したいとか言い出そうものなら首が飛びそうなので、何とかやりくりするしかない。
これはいかんとWSUS操作画面の「オプション」にある「WSUSサーバークリーンアップウィザード」で、全てにチェックを入れて実行したのだが、緑のインジケーターが半分に達せずに止まってしまった。
インジケーターは全く動かず、「クリーンアップを停止」ボタンを押すか迷ったが、残業も禁止になったので、一晩放っておくことにした。

翌日恐る恐る確認したところ、「クリーンアップ完了」の表示が出ていたホッとした。Dドライブの容量は回復している。

こまめに「WSUSサーバークリーンアップウィザード」をしていなかったのがいけないのだが、もともとディスク容量178GBしかなく、なるべく余分なファイルはダウンロードしないようにしていたのに、1ヵ月位で急に真っ赤になるようでは、いつかまた同じことが起こりそうである。
WSUSは壊れても、また作ればいいのだが、それを入れる容量の残っているサーバが無いので、どうしたものか・・・。

コロナが終わったとしても、果たして経済は復活するのだろうか?

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