1.キーボードの使い過ぎが原因

プログラムを組んだり、文字を入力したりすると右手小指が痛くなることがある。若い人は比較的少ないが、40歳を超えた人は1度は経験しているだろう。原因はエンターキーが離れたところにあり、右小指を伸ばさないといけないからだ。しかもエンターキーは早く入力するために、斜め下に指を下さなければならない。この動きがかなりの負担になる。エンターキーの他には「ー」(音引き)キーも同様に負担が重い。

2.応急措置

直ぐに整形外科へ行った方がいいが、どうしても行けなかったりすることもある。キーボードを使わなければいいが、仕事なのでそういうわけにはいかない。まずは普段の生活でも右手小指を使うことがあるのでなるべく使わないようにする。そして、一番は右手小指でキーボードを打たないことだ。
しかし、どうしても小指が動いてしまうので、小指と薬指をテーピングで固定するとよい。テーピングは何でもいいが、自分の場合絆創膏だとコストがかかるので、養生テープを使っている。工事などで使うマスキング用の直ぐにはがれる紙のテープである。ホームセンターで10本ぐらい入って数百円なので、かなり安い。ぬれたり汚れたら直ぐに貼りかえればいい。その方が衛生的だ。もちろん医療用ではないので、肌に合わない人は薬局などで売っている医療用のテープを使ったほうがいいだろう。
もちろんエンターキーや音引きは薬指で押すことになるのでやりにくいがそのうち慣れる。
そして、出来るだけ早く病院に行くことだ。

3.キーボードを変える

キーボードを使う仕事の場合。仕事を変わるわけにもいかないので、なるべく右手小指に負担がかからないようにするしかない。最近のキーボードは高さが低いので、逆に昔のキーボードのように指を下に動かすと言う動きと違うので、負担がかかる気もする。こういった場合は下のような東プレのキーボードを検討してみると良い。
キーを押す力が通常50gなのが30gで済むものもある。この差は大きい。エンターキーは意外と沢山打つのでかなり負担が軽減される。高齢になったら、どうしてもいろいろな部分が壊れやすいので道具に頼るしかないのだ。

 

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