ネットワークブリッジを設定したパソコンに接続されているすべてのパソコンは、異なる種類のネットワークでも相互に通信可能にすることができる。
1.概要
ネットワークブリッジとは、1台のパソコンに複数の有線LANアダプタや無線LANアダプタが付けられておりハブのように利用できる機能である。
この機能を使うと有線LANで接続しているパソコンと無線LANで接続しているパソコンが、ネットワークブリッジを設定したパソコンを経由して通信できるようになる。
2.具体的な例
例えば1台のパソコンに下の写真のように無線子機とLANケーブルが刺さっており、それぞれ別のネットワークで使われているとする。
無線子機で繋がっているネットワークと有線LANで繋がっているネットワークがパソコンを経由して通信出来るようになる。
3.設定方法
「コントロールパネル」から「ネットワークとインターネット」をクリック。
「ネットワークと共有センター」をクリック。
「アダプターの設定の変更」をクリック。
このような画面になる。
Windows10の場合、この画面に辿り着くには「設定」からでもできる。
一応書いておくと、「設定」の「ネットワークとインターネット」
「アダプターのオプションを変更する」をクリック。
この画面に辿り着いた。こっちの方が早い。
ここからネットワークブリッジの設定である。
下の図のように一緒にしたいネットワークを選択し、右クリックして、「ブリッジ接続」をクリック。
しばらく待ちます。
完了しました。
ネットワークブリッジで右クリックプロパティでIPアドレスを設定できます。
このように設定してみました。
それぞれのネットワークにpingを飛ばしてみると双方繋がっていることがわかります。