1.概要
最近のノートパソコンはノートPCのカバーを開くと電源が自動で入るものが多い。
電源を押さなくてもいいので便利ではあるが、このような運用をしていると、閉じる時もスリープモードで運用することになってしまう。ちゃんとした人が使うのならいいが、よくわかっていない人が使うと、電源ボタンを何度も押したり、起動時に色々触って壊してしまう。カバーを開いても電源が自動で入らないようにできないだろうか?
2.対応方法
ノート PC のカバーを開くと自動的に電源が入るという設定は、Windows 側ではなく BIOS 側の設定を変更しなければならない。
具体的には BIOS の 「電源管理」で「Power On Lid Open」を「無効」にすればよい。
3.操作方法
今回 DELL Latitude 3510 で試してみた。基本的には他メーカー、機種でもほぼ同じである。
コンピューターを起動して、デルのロゴが表示されたら F2 キーを押す。
すると、セットアップメニューが表示される。
「Power」をクリック。
下の方にある「Power On Lid Open」をクリックして、無効にする。
「Apply」または「EXIT」をクリック
「YES」をクリックします。
「終了」をクリックすると、コンピューターが再起動します。
これでカバーを開けただけでは自動的に電源が入らなくなる。