この記事の目次
1.概要
Windows10をWindows11に無償アップデートする際、「このPCは現在、Windows11を実行するための最小システム要件を満たしていません。」が表示されてアップグレードできない。Windows11にすることはできないだろうか?
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000000-2.jpg)
2.Windows11にアップグレード出来ないのか調べるには
「PC正常性チェックを受ける」をクリック。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000001-2.jpg)
このようなウィンドウが表示される。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000002-2.jpg)
下のリンクをクリック。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000003-2.jpg)
ファイルを開く。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000004-2.jpg)
チェックして「インストール」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000005-1.jpg)
「完了」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000006-1.jpg)
「今すぐチェック」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000007-1.jpg)
「このPCは現在、Windows11システム要件を満たしていません」
「すべての結果を表示」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000009-2.jpg)
このように表示された。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000010-2.jpg)
この場合は多くの場合はPCを買い替えるしかない。
しかし、十分な性能がある PC の場合 Windows10 の状態で2025年のサポート期限を迎えるのは惜しい。
3.互換性チェックを回避してWindows11にアップグレードする準備
レジストリを変更することでアップグレードをする方法がMicorsoftより公開されていたが、これを行うと、Windows11バージョン22H2に出来なくなる。
現在互換性チェックを回避してWindows11にアップグレードする方法はUpdateで出来たDLLを変更したり、インストール途中でレジストリを変更したりする方法があるが、今回は以前にも紹介したRufusを用いる方法で行ってみる。
この方法であれば非公式の方法ではあるが、Updateすることが出来る可能性がある。
ただこの方法は非公式な為、何らかの不具合が発生する恐れもある。
また今後Windows Updateの更新が出来なくなったりすることも考えられる。
そのため自己責任で行う必要がある。
そして失敗した場合に備えて必ずデータはバックアップしておかなければならない。
そのやり方だが、まず以下のリンク先から Windows11 のISOファイルをダウンロードする。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
下のような画面が開く。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000013-1-1024x826.jpg)
下のほうに「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」があるので、「ダウンロードを選択」で「Windows11(multi-edition ISO)」を選択し、「ダウンロード」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000014-1-1024x826.jpg)
「日本語」を選択して「確認」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000015-1-1024x826.jpg)
「64-bit ダウンロード」をクリック。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000016-1024x826.jpg)
ダウンロードしたISOファイル
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000018-1.jpg)
次に以下のサイトから Rufus をダウンロード
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000019-1024x660.jpg)
Rufus 3.20をダウンロードする
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000020-1024x660.jpg)
「rufus-3.20.exe」がダウンロードできた。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000021.jpg)
8GB以上のUSBメモリを挿して、「rufus-3.20.exe」を実行する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000022.jpg)
「デバイス」をUSBメモリにし、「ブート種類」で「ディスクまたはISOイメージ」を選択。
「選択」で先ほどダウンロードした「Win11_22H2_Japanese_x64v1.iso」のISOイメージを選ぶ。すると下のような画面になる。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000023.jpg)
「スタート」ボタンをクリックすると、「Windows User Experience」が開き、「Remove requirement for 4GB+ RAM,Secure Boot and TMP 2.0」にチェックを入れ「OK」。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000025.jpg)
「OK」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000026.jpg)
作成中
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000027.jpg)
「閉じる」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000028.jpg)
以上で、システム要件のチェックを回避するインストール用USBメモリができる。
4.互換性チェックを回避してWindows11にアップグレードする
先ほど作成したインストール用USBメモリを対象のPCに挿すと自動的にマウントされる。
マウントされたドライブ「setup.exe」をダブルクリック。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000029.jpg)
「Windowsのインストール」が表示されるので「次へ」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000030.jpg)
このまま画面に従ってインストールしていく。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000100.jpg)
「同意する」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000101.jpg)
更新プログラムをダウンロードしています。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000102.jpg)
この方法はリスクがあるので注意書きをよく読んで「承認する」をクリックする。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000103.jpg)
「インスタトール準備完了」で「インストール」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000104-1.jpg)
「Windows11をインストールしています」
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000105-1024x563.jpg)
ログインします。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/WS000107-1024x562.jpg)
これでWindows11がインストールできた。今の所問題なく使えている。