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1.現象
商奉行で次の期の伝票を入力しようとすると、「売上日付の日付指定が、登録可能範囲外になっています。」と表示されて伝票が入力できなくなる。年度末になると、毎年同じ問い合わせが来る。自分が業務で使っているソフトぐらい、いい加減覚えてもらえないだろうか。
2.原因
商奉行の場合来期に変わる時、年度更新処理というのを行わなければならない。
これを行わないと、来期の期末より後の日付での伝票入力が出来なくなる。
当然次の期の締処理も出来なくなる。
基本的には翌期になったら年度更新処理を行うことができるが、一度行うと元に戻すことができなくなる。一応次の期末になるまでに行えばいいが、忘れていると次の期末で翌期の伝票が入力できなくなったりするので、前期に修正が無いことを確認してから翌期に年度更新する形になる。
3.年度更新処理のやり方
一応来期期末は以下の手順で確認が出来る。
「導入処理」-「運用設定」-「会社運用設定」メニューの「会社期日設定」で会計期末を確認する。
前の期のデータの修正する必要が無いことを確認して、まずバックアップを取る。年度更新をすると元に戻せないからだ。
「随時処理」-「バックアップ」
次に「随時処理」-「年度更新」を選択し、
「実行」をクリックする。
これで翌期の会計期間に変更ができる。