1.概要

Windows 10は、Windows as a Serviceであり、Updateにより機能アップしていくWindows最後のバージョンとされていたが、Windows11が2021年度後半に提供される予定である。
一応 Windows10のサポートは2025年10月14日まで継続される。

2.Windows11インストール要件

Windows11のインストール要件は以下の通りだ。

1GHz以上2コア以上の64ビットプロセッサ、4GB以上のメモリ
64GB以上のストレージ
UEFI、セキュアブート対応
TPM2.0
DirectX12以上、WDDM2.0ドライバ対応
9インチ以上8bitカラーの解像度

3.チェック方法

Windows10であれば「PC正常性チェックアプリ」で確認が可能だが、現在「準備中」になっている。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11

アプリが使えない場合は、自分で調べるしかない。
わかりにくいところだけ説明すると、
TPM2.0の確認方法は「スタート」-「Windowsセキュリティ」

「デバイスセキュリティ」-「セキュリティプロセッサの詳細」

「仕様バージョン」の項目が2.0になっていれば、TPM2.0の要件を満たす。

無効になっている場合はUEFIから有効にすることが可能。

DirectX12以上を調べるには、タスク バーの検索ボックスに、「dxdiag」と入力。
このような画面になる。
「コマンドの実行」をクリック。

「はい」

[システム] タブを選択し、

[システム情報] の下にあるDirectX のバージョンを確認します。

[ディスプレイ]タブで
WDDM (Windows Display Driver Model) 2.0ドライバ対応かがわかります。下の図の場合WDDMは2.7なので大丈夫です。

UEFI、セキュアブート対応の調べ方だが、
UEFI、セキュアブート対応しているかどうかつまり、
MBRからGPTへ変換がされているかでわかる。最近のパソコンは初期値で対応しているかずだ。
操作方法はPCかメーカーによって違う。

大体はBIOSを立ち上げる手順、すなわち起動時F2キーやDELキーを連打すればよい。
BIOSが起動したら、
BootタブかSecurityタブに移動しセキュアブートがEnabledになっていることを確認します。

Windows11をインストールするとクリーンインストールされてしまうので、
次回は、Virtual Box をインストールして仮想環境を作り、その後Windows11をインストールします。






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