1.概要
最近のノートパソコンはノートPCのカバーを開くと電源が自動で入るものが多い。
電源を押さなくてもいいので便利ではあるが、このような運用をしていると、閉じる時もスリープモードで運用することになってしまう。ちゃんとした人が使うのならいいが、よくわかっていない人が使うと、電源ボタンを何度も押したり、起動時に色々触って壊してしまう。カバーを開いても電源が自動で入らないようにできないだろうか?
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2.対応方法
ノート PC のカバーを開くと自動的に電源が入るという設定は、Windows 側ではなく BIOS 側の設定を変更しなければならない。
具体的には BIOS の 「電源管理」で「Power On Lid Open」を「無効」にすればよい。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1693_R.jpg)
3.操作方法
今回 DELL Latitude 3510 で試してみた。基本的には他メーカー、機種でもほぼ同じである。
コンピューターを起動して、デルのロゴが表示されたら F2 キーを押す。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1700_R.jpg)
すると、セットアップメニューが表示される。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1691_R.jpg)
「Power」をクリック。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1692_R-1.jpg)
下の方にある「Power On Lid Open」をクリックして、無効にする。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1693_R-1.jpg)
「Apply」または「EXIT」をクリック
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「YES」をクリックします。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_1695_R.jpg)
「終了」をクリックすると、コンピューターが再起動します。
これでカバーを開けただけでは自動的に電源が入らなくなる。