この記事の目次
1.概要
Windows10 まではファイルやフォルダをコピーして貼り付けする場合、右クリックでコピーや貼り付けのメニューがあったが、Windows11 にバージョンアップしてからそのようなメニューが無くなった。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/10-WS000000.jpg)
Windows10 の場合
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000000-1.jpg)
Windows11 の場合
Windows11 の場合は上部のコピー貼り付けのアイコンで操作する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS0000001.jpg)
2.Windows11 でも Windows10 のようにメニューにコピー、貼り付けを表示できるようにする方法
これにはレジストリエディタを変更することにより可能である。
レジストリは操作を誤ると Windows そのものが壊れて起動しなくなることがあるので注意が必要だ。
必ずバックアップを取ってから操作をする必要がある。
レジストリって何?とか今まで変更をしたことがない人はやらないほうがいいので、詳しい人にやってもらったほうが安全である。
まずスタートボタンを右クリックしてから「ファイル名を指定して実行」を選択する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000001-1.jpg)
「regedit」と入力して「OK」をクリックする。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000002-1.jpg)
「はい」をクリックする。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/10-WS000001-1024x603.jpg)
レジストリエディターが開きました。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000003-1.jpg)
「コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID」に移動して、「CLSID」で右クリックして「新規」を選択し、「キー」を選択する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/10-WS000002.jpg)
このような「新しいキー #1」ができる。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000004-1.jpg)
この名前を右クリックして「名前の変更」を選択して
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/10-WS000003.jpg)
{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}
に変更する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000005-1.jpg)
さらに作成したキーを右クリックして「新規」を選択し、「キー」を選択する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/10-WS000004.jpg)
先ほどと同じように「InprocServer32」のキーを作成する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000006-1.jpg)
「既定」の「値のデータ」を空白にする。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000009-2.jpg)
レジストリエディタを終了して、パソコンを再起動する。
3.Windows11 でコピー、貼り付けがメニューに表示されているか確認する
Windows10 までと同じようにファイルやフォルダをコピーしたり貼り付けする場合、右クリックでコピーや貼り付けのメニューが Windows11 でも表示されるようになった。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2022/12/WS000010-1-1024x660.jpg)