1.概要

朝パソコンの電源を入れたが起動しない。電源ボタンを押しても何も反応しない。
どうすればいいのか?

2.現象と確認

パソコンを起動するために電源ボタンを押しても、全く反応しないという現象がある。
原因は様々だが、通常はまず電源を疑う。コンセント自身がダメな場合やタップがダメな場合も過去にあった。
電源ケーブルの抜けやコンセントからプラグが抜けているとか、タップが抜けているとか。
この時期によくあるのが、パソコンの電源の刺さっているタップにストーブが繋がっていて十分な電圧が供給されていなかったこともあった。
また、パソコンのUSBに扇風機が繋がっていたこともあった。
これらを確認して、電源タップからストーブ等、ワット数の大きな家電をコンセントから外し、不要なUSBを抜いて電源を入れてみる。場合によっては別のコンセントにプラグを挿してみる。

3.対応方法

デスクトップの場合は先ほど書いた電源周りを確認することだが、ノートの場合はACアダプタを抜いて、バッテリーを抜いて、USBなど全て外し、電源ボタンを15秒から20秒ぐらい押して待機電力を放電する。
それから電源コードやバッテリーを嵌めてみる。
パソコンが異常に熱い場合は熱暴走している可能性があるので、扇風機などで冷まして起動するとか、電源が消えているようでスリープ状態のこともあるので、電源ボタン長押しで、完全に電源を落としてから、放熱後電源を入れるなどする。
最近のWindows10のバージョンでは画面やスリープが4分とか短い時間になっていることがあるので、初動の一番負荷がかかる時に熱が貯まり4分でスリープに入って動いているのにファンが回らないため、熱暴走するケースも結構見かける。

しかし、冬場に一番多いのは静電気によりメモリが電気を帯び起動しなくなる現象である。
デスクトップの場合だがパソコンの蓋を開けて、メモリを抜き30秒待ち再度嵌めて起動できるようになったというケースは多い。
だが、この現象が出るパソコンは度々同じ現象が出ることが多いので、
メモリを交換するなどして、根本的な対応をしたほうがよい。

パソコンが最初から起動しないのは電源の問題か静電気、熱暴走を疑うと大体解決する。

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