![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000009-7-1024x692.jpg)
さて、今日は前回インストールした SikuliX 2.0.4 を動かしてみる。
SikuliX を使って、自動でChromeブラウザを開き、文字を入力して検索するところをやってみる。
1.SikuliXをなぜ使うのか
SikuliX は 無料のRPAである。
画面上の画像を貼っていき、簡単にRPAをプログラミングする機能がある。
今まで、UWSCを使ったことはあるが、ここまでのことはできない。
将来的に副業でやっているビジネスに応用し、
面倒な検索作業を自動を行うことを目標にしている。
そういった理由がなければ、RPAなどやっていられない。
当然この技術は会社の仕事にも役立ち、業務の自動化ができるようになるだろう。
2.ブラウザに文字を入れて検索する
例えば商品を検索する際、ブラウザの入力窓に商品名を入力して、
検索する作業がある。
この作業は結構面倒である。商品も数点ぐらいならまだしも、数千点となると
手が腱鞘炎になってしまう。
そこで、今回は一般によく使うChromeを使って、
検索窓に文字を入力して、検索ボタンを押すという単純な作業を自動化してみる。
3.操作方法
まずは、SikuliX2.0.4を起動する。
click() と入力する。その名の通りクリックするコマンドである。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000000-6.jpg)
カッコの中にカーソルを置き、「スクリーンショットを撮る」を押す。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000001-6.jpg)
Google Chrome のショートカットを囲む。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000002-8.jpg)
すると、このようにアイコンの画像がコマンドの中に挿入されるのだ。
ものすごくわかりやすい。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000003-6.jpg)
また同じように click() と入力する。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000004-6.jpg)
今度は Google Chrome の検索窓を囲むようにドラッグする。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000005-6.jpg)
すると、このように検索窓の画像がコマンドの中に指定される。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000006-6.jpg)
それでは検索の文字を入力しよう。
paste() と入力し 'hellow world' と間に入れる。ペーストつまり貼り付けだ。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000007-6.jpg)
最後にエンターキーを押すので、
type(Key.ENTER) と入力する。キーのエンターを押せということだ。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000008-5.jpg)
さて実行してみよう。右上の実行ボタンを押す。
すると自動的に、Google Chromeで hellow world を検索してくれるのである。
![](http://lanext.jp/wp-content/uploads/2020/12/WS000009-8-1024x692.jpg)
これは結構便利である。
エクセルに検索するリストを作って、順番に検索したりとか、色々と使えそうだ。