1.概要

サーバにリモートデスクトップで接続して作業している際に、何らかの作業中に再起動がかかり、リモートデスクトップが途切れてしまった。
その後、再びリモートデスクトップで接続しても接続が出来ない状態になってしまった。
再現すると以下の通り。

リモートデスクトップで接続を試みる

パスワードを入れる。

インジケータが進んで行く。

普通ならこの後接続されるのだが、最初の画面に戻る。

2.対応

このような状態になった場合、基本的には待つしかない。殆どはWindowsUpdateの後に起こる現象だ。
普通のパソコンでもよく起こる現象だ。1時間ぐらい状態は変わらないこともある。
リモートデスクトップの接続先のサーバのモニターを見ると、「Windowsの準備をしています コンピューターの電源を切らないでください」と表示されている。

パソコンの場合は刺さっているUSBケーブルを全て抜いたり、最悪壊れることを覚悟で電源を強制終了させることもあるが、サーバの場合はそうはいかない。今回は実際に待ってみた。

待てど暮らせどこの画面。

1時間ぐらいして、自分のパソコンから再びリモートデスクトップ接続をしてみた。
すると今度は接続が出来、やはり「Windowsの準備をしています コンピューターの電源を切らないでください」と表示されている。

さらに30分位すると、今度は「更新プログラムを構成しています100%完了 コンピューターの電源を切らないでください」
が表示されるようになった。一応進んでいるようだ。しかし、この画面のままなかなか先に進まない。

このサーバはFAXを仕分けするために使われているもので、この画面が出ていてもFAXは仕分けされているので、裏側では動作しているようだ。その負荷の為、WindowsUpdateや更新プログラムに時間がかかっているのかもしれない。裏で動いている以上、強制終了させるのは非常に危険である。

3.結局

結局3時間待った。最終的には何事も無く更新プログラムは終了したのだが、非常に時間がかかってしまった。
しかし、電源を強制終了しなくて正解であった。

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