コロナの影響で大企業でも次々とリストラが始まっている。大企業の社員は何だかんだと中小零細企業の社員に比べればはるかに優遇を受けているので、何が何でも辞めないというのが鉄則である。前にも書いたがボーナスを一つとってもそうだ。ボーナスが半分になっても1回で平均70万円も貰っている。

中小零細企業では、役職者でも50万円程度。一般社員は20万円とか、職種によっては10万円も貰えないことろが多い。

自分の経験から、何度も転職を繰り返しているので、今まで勤めた会社のおよそのボーナスを書くと、業界にもよるが、1回に貰えるお金は税引き前で、建設業界(社員40人)が40万円、医療業界(200人)で50万円、製造業(200人)で30万円、清掃業(100人)1万9000円、零細IT企業(30人)無し、別の製造業(250人)で20万円、他にもあるのだが、大体こんな感じである。

大企業に勤めている人が、これに耐えられるかである。もちろんボーナスだけではない。毎月の給料もはるかに安い。大企業の場合、毎月の給料は税込みで、50万円とか60万円である。もちろん業界や役職によって異なるが、大体そのくらいが一般的だ。自分の場合大企業で勤めたことがあるのと、システムエンジニアのため、Administrator権限があるので、大体だれがどのくらい貰っているのかわかるのである。中小企業は大体その半分より少し多いくらいと思ったほうがよい。自分の経験では建設業界(40人)40万円、医療業界(200人)35万円、製造業(200人)30万円、清掃業(100人)20万円、零細IT企業(30人)17万円、別の製造業(250人)で30万円といった感じだ。大企業の人は絶対にこれには耐えられない。

それに中小企業はどうしてもレベルが低いので、訳の分からない上司の元で働かなければならなかったり、会社も制度がしっかりしていないので、パワハラやセクハラが当たり前のようにあったり、中小企業の多くはワンマン社長であったり、一族が経営していることが多く、親族が上層部を握っているので、実績よりも好き嫌い人事で振り回されることになりかねない。大企業で勤めていた人はこれに耐えるのは結構厳しいのではないだろうか。自分も色々な会社を見てきたが、大企業から中小企業に転職してきた人は3年もすればいなくなるのが、一般的な気がする。

そのため、大企業の人は何が何でも、勝手に独自に労働組合を作ってでも絶対に辞めない方がよい。それでも自分のように会社が潰れたり、既に辞めてしまっていたり、早期退職に申し込んでしまっていたりした場合は、いばらの道が待っている。その場合どうすればいいのかについてはまた次回紹介しよう。

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