ガスふろ給湯器が壊れたらみんなどうしているだろうか?DIYのカテゴリーだが、これはDIYをいうわけにはいかないので、いかに安くいいものを取り付けるかを紹介しよう。
昔はどこでも近くに○○ガスの代理店があったので、そこに依頼して交換していたが、今はインターネットがあるので、最安値で交換することが可能だ。
ガスの場合自分で交換するのは難しく、DIYというわけにはいかないので、ガス機器有資格者のいる専門業者に頼まなくてはならない。オール電化にする方法もあるが、電気でお湯を沸かすのはやはり効率が悪いので、電気とガスのインフラを持っていた方がいざと言うときいいだろう。ガスで電気は作れるが、電気でガスは作れない。
ガスふろ給湯器から水漏れが発生したり、異音が発生したりするとそろそろ壊れる兆候である。その後、シャワーは出来るがバスタブ(風呂桶)にお湯が入らないなど、目に見えた不具合が発生する。
近くの○○ガスの代理店に頼んだ場合いくらかかるのか?
新聞のチラシを見ると、27万円 ~となっている。
そんなに難しい仕組みではないのに、結構な値段である。
エアコンの倍ぐらいの値段だ。
普通のタイプなら本体の仕入値は10万円もしないだろうし、
あとは操作パネルの値段と設置費用だけである。
ガスふろ給湯器にもメーカーや能力、ランクがあり、
悪い業者に頼むと、客を騙(だま)せそうか見て、
安いメーカーで低いランクのものを高く売りつけたり、
古いタイプの在庫処分で、
27万だけど24万にするとか言って売りつけるくる。
もっと安くならないか交渉すると、メーカーや能力、ランクを落とすことになる。どこかで取り付けに失敗したものや返品されたものが回ってくることもある。
最近の機種はお湯が出なくなるような故障も少ないし、操作などネットを調べればわかるので、
代理店に問い合わせることはない。万一止まってもスーパー銭湯がある。
どうせ壊れたら、メーカーの技術者を呼ぶ事になるので、代理店ではなく、
最良のふろ給湯器を最も安く設置する方法はないか検証してみる。
ホームセンターは安いように感じるが、注意しないといけない。
フルオートでないとかECOジョーズでないとか、
良く見るとサイズが小さい安物だったりするので、自分で独自に探した方が良い。
一般に本体のメーカー名の部分がエンブレでなくシールのものは安物であることが多いので、一つの目安にするとよい。
まず大きさだが、下の図のような感じ。老夫婦2人なら20号でいいかもしれないが、家族がいると24号は欲しい。風呂を使っているとき台所でお湯が出ないとかなると不便だろう。
フルオートとは下の図のように最初スイッチを押すだけで、後は自動でやってくれる。普通当たり前と思うかもしれないが、安い製品はこれが付いていないので、手動でやらないといけない。設置した後、アレッと思わずに済むだろう。
フルオートタイプは
湯はり、設定水位ストップ
追い炊き
保温、
お湯が減ると足し湯
配管の洗浄
以上を全て自動で行う。
安いタイプだと、足し湯が手動だったり、
追い炊きを高温水供給で行わないといけない。
またサイズが24号であればはシャワーと給湯を同時に使用しても、十分な湯量が供給される。
ECOジョーズは排ガス中の熱を二次熱交換機で回収し再利用するので、ガス代が少なくて済む。
目標は工事費込20万未満で、都市ガス、壁掛けタイプ、サイズは余裕の24号フルオートタイプのECOジョーズ、リモコンはインターフォン付、メーカーはリンナイかノーリツ、保証は標準3年のみにする。今使っているものを参考に機器を選択すればよい。確認するところは、都市ガスかプロパンか、壁掛けタイプなのか、機器の下に配管を隠すカバーがあるかどうか。排気口の正面にあるのかそれが横長か丸い筒なのか、排気カバーがついているのか、排気は上からか後方から出ていくのか、1階に設置か2階以上に設置かなどを抑えればよい。ネットで買うときは製品が先に届くので、使えなかった場合、返品が効かないので注意が必要だ。
ネットで調べてみると、先ほどの仕様だと、
140,000~200,000とバラつきがある。
リモコンも設置工事費込みの値段である。
設置場所が関東、関西ならかなり、安くできる業者があったりするので、地域にもよるのだろう。
延長保証については追加料金を払えば10年も可能のようだが、入ったことはない。
大体、見積りから工事施工までおよそ1か月未満で済む。
設置は全国のメーカー指定の業者が行うような形になっている。
緊急の場合は難しいが、時間に余裕があればかなり格安で設置可能だ。
これで格安で、機能もフル装備、ガス代もあまりかからないシステムに交換できるのである。