年齢を重ねると、顔のしわが気になってくる。目じり、目の下、ほうれい線、額のしわ、眉間のしわ、口元の乾燥、首のしわなどである。今回はDIYとして、美容整形に行かず自分の顔を自分で治す Do it yourself である。

今再び話題となっているNMN(βニコチンアミドモノヌクレオチド)という若返りの薬だが、実際に若くなった人の明らかな事例が出てくれば、信用できるかもしれないが、毎月数万円~数十万円もするので、検証するわけにもいかない。そのため、この検証はだれか他の人に委ねるとする。

そこで、今自分が注目しているのは、足の踵(かかと)のひび割れを修復する薬「ヒビケアFT軟膏」である。実際これが良く効く。痒み止めのムヒを作っている会社が製造しているが、同じようなもので「ヒビケア軟膏a」という製品もある。これは手や指のひび、あかぎれの薬である。

ヒビケアFT軟膏

「ヒビケアFT軟膏」の成分は100g当たり、アラントイン0.2g、パンテノール(プロビタミンB5)1.0g、グリセリン40.0g、ジフェンヒドラミン0.5g、トコフェロール酢酸エステル2.0g、ビタミンA油0.5g他である。「ヒビケア軟膏a」はトコフェロール酢酸エステルが1/10の0.2gで、ビタミンA油は入っていない。

両者の差があるトコフェロール酢酸エステルは前者は10倍も入っており、血行を促進し、患部の回復を早めるらしい。踵なので、体重がかかっており、少しでも血行を良くさせるためだろう。ビタミンA油は皮膚の代謝を改善し、皮膚の荒れをなめらかにする。その他はアラントインが割れた皮膚組織の修復をし、パンテノールが肌細胞の正常な働きを助けるようだ。

ヒビケアFT軟膏は踵(かかと)に塗ると自分の場合1ヵ月位でつるつるになる。指紋のような踵特有な模様も復活している。この薬以外にもベビーフットという踵の皮をフルーツ酸のようなもので、めくるのも検証したことがあるが、あれで踵が赤ちゃんの踵のようになるのと同じようにつるつるになる。あまりにも踵がカチコチの場合はベビーフットで一旦厚い皮をめくり、その後にヒビケアFT軟膏を使うのがいいと思われる。

ベビーフット

踵(かかと)は全体重がかかり、過酷な環境である。ボロボロになった皮膚が赤ちゃんのように復旧するわけだから、顔に使ったらどうなるか検証してみようと思う。皮膚の代謝が早くなり、乾燥を抑え、血行が良くなるので、それなりの効果は期待できるかもしれない。これについては定期的に報告する。

ヒビケアFT軟膏

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