レンジフードの写真

とうとう研究室にある台所のレンジフードの換気扇が壊れてしまった。
数年前から金属のこすれるようなキーキー音がしていたが、その都度KURE556をプロペラをはずしてモーターの軸に吹き付けていた。
最近はそれでもダメで、ついにレンジフードを交換しようと決意した。

しかし、レンジフードはピンキリで数万円程度のものから数十万円のものまで、たくさんある。
そんなに料理をするわけでもないので、安いもので十分と思っていたが、安いものでも5万円位するし、工事もお願いしたら、10万円は行きそうだ。
貧乏なので、こんなことにお金をかける余裕はない。
故障の原因はモーターだとわかっているので、モーターを交換すればいいのだが、モーターだけでは手に入らない。

色々調べてみたら、レンジフードはこのままで、換気扇のみ交換するのが最も安そうである。

レンジフードはサンウェーブ製で、 レンジのスイッチの横にBBH-5と書いてあった。

スイッチの写真

これはスイッチの品番で、レンジフードの品番ではない。レンジフードの品番はフード内側の側面に書かれており、BBH-715であった。

品番の写真

あとはこれに合う換気扇を探せばよい。
インターネットで調べていくと、V-25L1であることがわかった。

適合表を見ると、LBH-611・711・911 / BBH-615・715・915 / FVA-602・
752・902 / NBH-611・711・911 / BH-618・718・918 /
FVM-601・751・901 / BH-614・714・914 / BHE-901 /
FVM-601L・751L・901L / VM-603・703・903 /
GBBH-615・715・915 / NBH-612・712・912(7) /
NBH-614・714・914(7)
が適合するようで、幅広い種類のレンジフードで使えそうだ。

適合表

上の画像はリクシルのカタログ「レンジフードや交換用フィルター」の49ページに書かれていたが現在このカタログはダウンロードできない。

換気扇はインターネットで探すと15000円から20000円のばらつきがある。
AMAZON、楽天、ヤフーショップなど色々探したところ、送料や消費税を含めてAMAZONが安かったのでAMAZONで購入した。楽天経済圏の人は楽天の方がポイントを含めると安くなることもあるだろう。

 

<楽天で購入の場合は↓>
リクシルLIXIL交換用金属換気扇 V25L1

今回頼んだところでは在庫がなく工場直送なので、商品が届くまで1週間位かかった。

届いた箱
箱を開けると
室外側
室内側
全部出してみた

さて取替えをしてみよう。
用意したものは小さい脚立(無ければ椅子で十分)、道具としては滑りにくい手袋と、古い換気扇を置く新聞紙くらいしか用意していない。ネジも手で回せるようだ。木ネジでしっかり換気扇を止めるなら十字ドライバが必要だが今回は用意していない。

新しい換気扇の同じコネクタをはずす
無理やり引っ張るとこわれるので、コネクタの爪の引っかけをはずせば簡単に取れる。

同じようにレンジフードのフィルターをはずし古い換気扇のコネクタをはずす

新しい換気扇のカバーをはずす
カバーは下の引っ掛かり部分をはずせば簡単にはずせる。

同じように古い換気扇のカバーをはずした状態

新しい換気扇のプロペラをはずす
中央のプロペラの止め具をプロペラを押さえて右回しすると外れる(普通のねじ回しと逆回し)

同じように古い換気扇のプロペラをはずす

新しい換気扇の上部2箇所のネジを殆ど外れるぐらいまで緩めておく(手で回せる)

古い換気扇の上部2箇所ネジをはずす(手で回せる。換気扇はこのねじだけで止まっているので落ちてこないように気をつける)

たった2つのねじで突っ張り棒のようにつるしていただけで換気扇は枠の中に置いてあるだけだった。よく台風とかで外れなかったものだ。
しっかり止めるなら付属の木ネジで止めるのだろうが元々ついていなかったので今回は省略。

換気扇をはずした写真(穴からのぞくとあたりまえだが外が見える)

新しい換気扇をはめ込んで上部のネジを手でしっかり締める。そして先ほどはずしたコネクタを接続する

さきほどの逆でカバーとプロペラをはめれば完成

キーキー音もしなくなりパワー絶好調

余った部品
ケーブルと木ネジ

作業時間30分ぐらい。かかった費用14,910円。
これは工事業者を呼ぶ必要はない。
10万円位儲かった気分だ。

道具がいらないので非常に簡単である。

 

このレンジフードのフィルタの交換も行う場合は下のリンクを参照ください。

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