1.年賀状の方向性

今年は忙しく年賀状を出すのが遅れてしまった。
現在の年賀状事情は、幼稚園保育園や小学校は親や学校の指導で年賀状を交換することはあるが、中学高校となると減っていき、大学になるとSNS程度である。
周りを見ていると、20代のSNS世代は殆ど年賀状を出すことは無いし来ることもないようだ。
会社でも年賀状は極力少なくしている感じである。
ただ、取引先(自社がお金を貰う側)の場合は廃止するわけにはいかない。
これがトリガになって取引停止になることもあるからだ。

2.自分の場合どうするのか

一応2022年の年賀状のデザインは送っている人にはネタバレになってしまうが、作り方を紹介しよう。

自分の場合は、周りにSNSをやっていない人も多く、まだ年賀状を無くすわけにはいかない。
年賀状は主に生存確認という形で使われている。後期高齢者になると、本人がボケるか亡くなるか、引っ越すなどして途絶えるか、施設に入るかで、自然に年賀状が来なくなる。
年賀状は正直面倒くさいので、昔は適当に書いていたが、歳を取るたびに面白い年賀状がどんどん減っていくので、あえて脳を使うようにゴチャゴチャした年賀状を送ることにしている。
家族の人も見るので、ゴチャゴチャ書かれた年賀状は家族からいろいろ言われるので迷惑だと言う人もいるだろう。そういう人や年賀状はもうやめたい人は返事を書かなければいい。そうすれば自動的に来年から送らないようにする。
今年は急に正月三が日沖縄の与那国島で過ごすことになったので、出していない人から来ると返事ができない。そのため多めに印刷して送ることにした。今日中に印刷して夜ポストに入れるので1日には間に合わないだろう。

3.今年の年賀状はこうやって作った

郵便局のサイトで、はがきも買わずにWebだけで完結することもできる。

郵便局の年賀状印刷
https://print.shop.post.japanpost.jp/nenga/

郵便局の総合印刷サービスでは喪中はがき等様々なクラウドサービスがある。
https://print.shop.post.japanpost.jp/

しかし、自分はわざわざインクジェット用の白紙の年賀状を買い、そこにPhotoshopやIllustratorで編集して、筆まめというソフトで印刷をしている。

それは各編集ソフトの操作方法を忘れないようにするためでもある。
特にAdobeのソフトは今やデザインの分野ではデファクトスタンダードなので、PhotoshopやIllustratorは必須だからだ。

作り方は去年と同じである。

まず今年は寅年なので、虎の縞模様を用意する。自分の持っている素材やネット上のフリー素材、有料素材、スキャンしたデータなどから用意すればよい。Illustratorを使うなら縞模様の図形を描いてもよい。
それをPhotoshopで開く。(一応元の画像なのでモザイクをかけています)

適当に色などを変更したりして加工。今回はPhotoshopだけで行った。

新規レイヤに文字を入力し、レイヤにドロップシャドウを入れた。

写真を貼り付けていく。

これをJPEGにしたものを、筆まめのレイアウト画面に貼り付け、住所やコメント説明などを加えていけばよい。

後は宛先の住所と名前を裏面に印刷すれば完成だ。

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