停電後の復電で無停電装置(UPS)が故障した。リース物件を買い取ったもので、導入してから既に10年以上が経っている。

1.概要

10年以上前の無停電装置(UPS)は停電後の復電で突然壊れることがある。
復電してもエラーとなり動作しなくなり電源が供給されない。

電源ボタン長押しで再起動しても赤ランプ。エラーが消えない。

無停電装置

無停電装置は通常重たいので、サーバラックの一番下に設置してある。
裏側は配線でぐちゃぐちゃになっている。

2.応急措置

電源が落ちたままでは会社の業務に支障が出るので、すぐに電源が供給されるように配線を変えなければならない。
そのためには、UPSから電力が供給されないので、繋がっている電源プラグをすべて外し、壁のコンセントにタップを使って直接接続し、UPSを経由しないで、直接電力を供給するしかない。
その際、UPSに繋がっている機器が何なのか配線をたどって把握しておいたほうがよい。

配線をかき分け、状態を把握。

タップに直接ACアダプタを繋ぎ直す。

3.後処理

応急措置は終わったので次に UPS を早急に手配する。本当は予備の UPS ぐらい買っておけばいいのだが、なかなかそういうわけにもいかない。すぐにどうこうなることもないだろうが、再び停電になった時のためにバックアップが取られているか確認をする。
見積りを取り休日か夜間にサーバを止めて UPS の入れ替えを行う必要がある。

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