昨今の共通テストのカンニング受験で、インチキで受験している生徒がいることが明るみに出た。
実際には恐らくこれはたまたま見つかっただけで、実際にはまだそういうことをしている受験生がいるのではないかと疑いを持ってしまう。実際やろうと思えば自分ならSkypeなんか使わなくても数万円で見つからない仕組みを作ってしまうだろう。試験会場は完全に金属類の持ち込みを禁止し、まさに飛行機の保安検査並みに検査をして、場合によってはボディチェックや金属探知機を使って入室制限をやらないと今後も不正は行われると思われる。さらに不正を行った場合は懲役刑までも行うようにしないと無くならない気がする。
共通テストは私立も利用するが、特に国公立の場合はほぼ全教科合格判定に使われるので、絶対に不正があってはならない。

もちろんいい大学というのは国公立だけでなく私立もある。
私立でいい大学と言うのはMARCH以上、具体的には早稲田、慶応、上智、明治、青山、立教、中央、法政のことである。

他にもあるが大体偏差値65以上の大学である。
ちなみに偏差値の計算の仕方はベネッセの偏差値に国立は+5、理系は+5を加算する必要がある。受験の苦労の度合いが全く違うからだ。例えば国公立理系なら+10で計算する。

しかし、貧乏な子供は私立に通うことは難しい。なぜかというと授業料がものすごく高いからである。
奨学金満額12万を毎月受け取り、それにアルバイトをして生活費を稼がなければならない。
それに私立の場合受験料がものすごく高く、少しでもいいところに受からなければならない。
1つの学校でも学部ごとに受験料が必要で、さらに何校も受ける必要がある。
さらに宿泊費や交通費なども必要になる。
高校3年生で受験を申し込みをする前の9月ぐらいまでに50万位のお金が無くてはならない。そのため受験料が払えず受験を断念せざるを得ない場合もある。

そのため貧乏な子供は国公立に通うのが最も良い選択肢になる。
しかも理系なら引く手あまただ。技術者なら貧乏とか金持ちとか関係ない。
ところが、国公立文系の場合はいい会社ばかり目指そうとすると就職が難しいことがある。
大企業は希望者が多いので有名大学だけではダメで、大学での活動も必要だがそれよりもその人の容姿や印象も重視される。さらに大学だけではなく中高一貫校などに通っていた学生を優先的に採ることが多い気がする。
つまりどういうことかというと富裕層の子供を採用すれば、親が経営層だったり役人だったり、上の階層の繋がりがあるので、将来的にそのコネを使って企業は取引先を増やしたりできるメリットがあるからである。

親が金持ちであれば小学校からお受験をして優秀な中高一貫校に通い指定校推薦やAOなどで、有名な私立大学や医学部などに入ることもできる。国公立と違ってガツガツ受験勉強しなくても、有名私立大学に通うことができ、大手企業に入ることが出来るのである。
世の中不公平であるが、これが現実だから仕方がない。

しかし、国公立の場合は親の職業や金持ち貧乏は関係ないので、本当の実力勝負で戦える場でなければならない。そのため不正があっては絶対にいけない。

おすすめの記事